さて、美味いご飯を食べ終わったら…いよいよ本番の開始である(`・ω・´)
とは意気込んだものの、やることは準備をして寝るだけ。まぁそいう試験なので。
今回はすでに到着してしまっている為、先に道の駅「オライはすぬま」の情報から先に出させてもらおうと思う。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 駐車場の様子 | ・平坦 ・夜間は静か ・照明が多目 |
| トイレ | ・清潔 ・24h利用可 |
| 近隣施設 | コンビニ:無し ガソリンスタンド:無し |
| Wifi | 有り(下り約40Mbps) |
| 電波状況 | docomo:◎ povo:◎ Rakuten:◎ |
| ゴミ箱 | 実質無し ※非常に小さいゴミ箱がポツンとあるだけなので、持ち帰りを推奨 |
| 水道 | 無し |
| 喫煙所 | 有り |
道の駅「オライはすぬま」は(初の車中泊経験からではあるが)非常に静かで快適な場所という評価だ。近隣にコンビニやガソリンスタンドは無さそうであるが、それでも車で数分の距離だ。寝る前に必要なものは買い揃えておく必要はありそうだ。
喫煙所も広く、屋根付きなのは評価が高い(*´﹃`*)

普通ならここで座席を倒してマットを敷いて、という順番が普通であろう。だがしかし、手抜き方法を模索するに手抜きを厭わないがモットーの著者はすでにマットを敷いてある。そう、実は出発の時点で助手席側にマットを敷きっぱなしだったのだ。お陰で荷物を運転席側に載せざるを得ない状況で、車のバランスに難があったのは正直に認めようと思う。
同人グッズを乗せる際は左右バランスを考えて積んでたんだけどね…。今回そこまで重くないからいけるやろ、と軽い気持ちでした。ちなみに、この不安定感はハスラーだからというのもちょっとある気はしている。
既にもろもろの問題が出始めていたが、いそいそとポータブル電源を用意する。充電は前日にコンセント経由でおこなていた為バッチリだ。だが、実際の運用では夜間使った分をシガーソケット経由で充電する想定…本当にいけるもんなのだろうか。
サーキュレーターを接続し運転開始。事前の計測通り、消費電力はおおよそ20W程度。流石に軽自動車の車内空間だけあって弱運転でもよく空気が回っているのが分かる。暑さはおそらく問題無さそうだ。
時刻はおおよそ21時頃。「寝るにはまだ早いなぁ」などと思いながら、横になってみるなど試していたらいつの間にか寝てしまっていた(´・ω・`)
なんだか締まらない初睡眠だったわけだが…率直な感想としては『あまり寝心地はよろしく無い』といった所だった。
これはマットが悪いとか暑苦しかったという訳ではなく、単純に車内の荷物レイアウトの問題だった。今回横着してマットを敷きっぱなしであった訳だが、おかげでそれ以外の荷物(コンテナや着替えのバッグなど)の置き場所が足りていないのである。運転席は倒していないので、倒せば良いのだろうが……それなら運転席側にマットを敷くとした方が荷物の収まりも良さそうだ。
いやー、こういう事があるから実際のテストは大事(´・ω・`)
ただでさえ狭い軽自動車なので、この荷物整理のノウハウは大事になるなぁ。
ちなみにテストの目玉である電源はほぼ計算通りの結果となった。今回は就寝時間が早かったこともあり最後まで持たなかったがきっちり7時間弱はサーキュレーターを稼働出来ているので大丈夫でしょう。合間でスマホの充電程度なら出来たし。
ただ、今回の様に早めに休む際はタイマーを用意して時間を区切るのが良いかもしれない。実際、8月とはいえフルでサーキュレーターを回す必要性は感じなかった。この辺りは個々人の耐性次第なんでしょうが(´・ω・`)
さて、こうやってちゃんと課題が出てきたので今回のテストは大成功で幕を閉じたのでした。
翌朝、どうせなら「オライはすぬま」の名物という「イワシ丼」を食べて帰ろうと思ったのだが……開店は11時(´・ω・`)
せっかくなので、近隣の散策に出掛けた。

まずは、九十九里浜の展望台である。あいにくの天気ではあったが、そのおかげか人は全くおらず独り占め状態である。なかなかの高さで登るのも一苦労ではあるが、景観は素晴らしいの一言。
360°ぐるっと見ながら写真を撮る。こうして見ると、やはり広い平地だなぁとつくづく感じる。地震の影響で階段状に広がる九十九里平野、地学的にもなかなか興味深い場所だ。
ひとしきり景色を楽しんだ後は五所神社へと向かう。近辺で最も格式高い氏神様である。
参道に駐車場があるのでそちらへ車を停める。
雨の中というのもあるだろうが、境内は落ち着いた空気がある。程よく凛とした所がありながらもどこか親しみやすい空気感でとても居心地が良い神社でした。奥にある護国神社も参拝し、道の駅へ戻りました。

まだ時間があったので、道の駅近くの埴輪像までトボトボと歩いて行くことに。「オライはすぬま」の目の前の道路はハニワ通り?と呼ばれており、道中、所々に埴輪像が設置されている。愛らしい埴輪をパシャリとして、また道の駅に戻るのであった。
さて、そんなこんなでやっと開店時間を迎え、お目当てのイワシ丼を注文しました。
甘だれのイワシとご飯の相性は抜群で、まあご飯の進む進む。朝を特に食べていないこともあり、ペロリと完食しました。
近場の道の駅なので、また食べに来たいですなぁ。

お目当ても食べ終わり、お世話になった「オライはすぬま」を後にします。帰り道、先程からちょくちょく出ている埴輪の本拠地、「埴輪博物館」に寄り道する事に。

館の入口は古墳の石室をイメージして作られているそうで非常に凝っておりますなぁ。
天井が低いので少し屈みながら入場。この辺りは昭和初期から中期にかけて保存状態のよい埴輪が多数出土したそうです。千葉は全国でも古墳の数が多いとは聞いていましたが、館内にある埴輪が出土したもののほんの一部ということなのでその数は圧倒的なのでしょうね。
弥生時代や古墳時代くらいまで、このあたりの時代は歴史が大きく動いた時代。ロマンがあってよいですね。せっかく古墳大国の千葉にいるわけだし、こういった古墳巡りも面白いかもしれない。
あと、私、本物の埴輪って初めて見るんですがかなり大きいんですね。普通にメーター超えしてるものが多く、意外と圧迫感がある。
今構成しているシナリオのネタになるなぁと、資料をまじまじと眺めておりました。
一部界隈にユダヤ人と言われている埴輪もありました。確かに言われればそう見えなくもない…か。
真実かどうかは別として、そういうロマン話も好きなので妄想広げるのもいいですな(涎)

さて、これにてテスト車中泊は終了となりました。
来週は本番である福井島根を巡る連泊。
次の旅行記はそのお話となります。


コメント